CALAMARI CALAMATTE

佐野まいけるの日記

20210106_ストレス解消が下手

さて仕事をするかと席に着くと、眼鏡がない。思い当たるところ、どこを探してもない。昨晩の記憶をたどるが靄がかかっている。記憶を失くすとはどれだけ酒を飲んだのかと思われそうだが、飲んだのは4%缶チューハイ350ml缶1本である。常用薬との相性で、タイミングが悪いとこういうことになる。

諦めてコンタクトレンズを入れ、水でも飲むかと台所へ来たらシンク横に眼鏡があるじゃない。そうだわ、昨日洗い物していたら眼鏡がずれてきて食洗機の中に落ち、そのままスポンジで洗って干したんだった。これは酒飲む前の話だから、薬とか関係なく私の地の記憶力の問題だ。

何となく頭痛がするなと思いつつ仕事をしていたら、自分の意思とは関係なくどんどん鼻水が垂れてくるようになり、くしゃみがとまらなくなり、頭痛薬とアレルギー薬を飲んだ。全然治らない。仕事で本を読む必要があるのだが、頭に全然入らず貧乏ゆすりが止まらなくなった。普段貧乏ゆすりをすることなんてまずないので、自分でも驚きだ。

頭の中にボーリングボールが入っていて、それが頭を動かすたびにゴロゴロ転がるような不快感。仕事を終えて風呂に入ったが、今度は腹まで痛くなってきて頭を洗うのを諦めた。布団に入って安静にすることにする。気分が落ち着かずにスマホで「羊たちの沈黙」を観た。こんな時に観るもんじゃなかった。もう何度も観ていて筋はわかっているとはいえ、リラクゼーション効果のある映画ではない。正常な判断力を失っている。

ふとslackの通知が溜まっているのを見てしまい、中を開けると仕事のトラブルの話だった。私と関係あるトラブルが、私のいない間に別の人によって対応されている、しかも対応が完了せずに明日自分が追い付いて対応しなくてはならない、というシチュエーションは私の中のストレス度数のかなり上位なのだが、まさにそれだった。見なければよかった。

動悸がして、めまいが起こり、耳鳴りがする。明らかにストレスである。多分血圧も上がっている。血圧は普段低すぎるので、上がった方が良いという説もある。あまりにストレスなので「ストレスがすごい!!」と独り言を言ってしまった。

そんなこんなしているうちに夫が帰宅し、風呂から変な替え歌が聞こえてきて少し脱力した。私は人の機嫌がうつるタイプなので、夫が上機嫌だとそれに引きずられる。体の不調はなんともならないが、気分は明らかに良くなってきた。寝るまでにはなんとか立て直したい。とりあえず葛根湯を飲む。